ステップアップの3年間
調和のとれた生徒の育成
高等学校のカリキュラムは、人間として調和の取れた生徒の育成を目指して編成されました。
学業面では、日本大学への進学を中心に、他大学への進学にも対応した授業を行っています。また、情操教育の一環として茶道と華道を取り入れ、礼儀作法、ものの見方、自己表現のしかたを学びます。このような学習活動を通して自分をより深く理解し、大学進学に必要な基礎学力と各学部・学科で必要とされる専門予備学力を高め、自己実現を果たすことが目標です。
本校では普通科とともに、特に理科、数学に興味・関心を持つ生徒を育成する目的で理数科を設置しています。理数科は1クラス編成で3年間同じクラスで学習します。また理科と数学の単位数が多く、日本大学薬学部、生物資源科学部での実験や大学教員による授業を実施しています。
国語
物事を主体的に学ぶことのできる基礎学力と希望する進路を実現できる力を身につけられるよう指導しています。文章を読解するうえで必要な語彙力を高めるために、漢字・難読語・同音異義語・類義語・対義語・四字熟語・ことわざ・慣用句などを繰り返し学習します。古典分野では、重要古語・古典文法・古典常識・漢文の句形などを定着させるために小テストを実施しています。また、応用力を養うために演習問題にも取り組んでいます。一定の時間内に長文をしっかり読解できるように、高度な評論にも挑戦しています。さらに多様な入試に対応するため小論文対策にも取り組み、日頃から新聞等を利用して社会への関心を高め、自分の考えを明確に表現できるよう指導しています。創作活動は日本大学付属高等学校等文芸コンクールに全学年で応募しています。
数学
数学は長い時間をかけて発展し、現在も進歩し続けている学問です。高等学校で学ぶ数学は中学校で学んだ数学を基礎にさらに発展させたものです。たとえば、“微分、積分”を学ぶことで、17世紀のニュートン、ライプニッツの考えに触れるとともに自然現象をより深く知ることができるようになるでしょう。問題を解くだけでなく“文化としての数学”を学んでほしいと思います。
数学を学ぶときには苦労も伴います。なぜなら、その内容はすぐに理解できるとは限らないからです。新しい記号や式は最初はなじめないのですが、使っていくうちに身につき理解が深まります。自分の理解が深まることで以前には気づかなかったことがわかることも数学の面白さのひとつです。数学の理解は自然現象や社会の動きの把握にも役立ちます。積極的な姿勢で学んでほしいと思います。
英語
英語や異文化への関心を深め、コミュニケーションをとる力を高めるためにネイティヴ・スピーカーの指導や音声教材等を取り入れています。
たとえば1年生の週1時間は外国人と日本人教員のチーム・ティーチングによる英語だけの効果的な授業内容です。聞く力や話す力を伸ばすだけでなく、国際社会への興味を高められるように工夫しています。この他の授業でも英語をベースに日本語を補助的に用いながら総合力をつけています。読解力、表現力をつけられるようバランスの取れた指導を心がけ、大学入試にも十分に対応できる実践力・文法力を養うためにたっぷりと演習時間を設けているのも特長です。
本校では国際感覚を持った人材育成を目指しています。カナダ英語研修や日大付属生対象のケンブリッジ大学英語研修も魅力です。
地理歴史・公民
地理歴史・公民科は、今日の複雑化した社会を考えていくために、幅広い視野と教養が身につくことを目標にしています。例えば、沖縄修学旅行に向けての平和学習や希望者による裁判傍聴、日銀や東証見学などを実施し、生徒が興味を持ち、自主的にさまざまなものの見方ができるよう授業を展開しています。
1年次には世界史A、地理A、現代社会の3科目を連携させ、総合的に今日の世界を学び、問題意識を高めています。さらに文系に進むと、2年次には2科目、3年次は1科目を選択し、より専門性を深め、大学受験に向けて問題演習やセンター試験対策を通じて実践力を養っています。
理科
高校の理科教育では、基礎学力の充実に加えて、自然の事物・現象に対する関心や探究心を高め、科学的に探究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成することを重視しています。
本校の理科教育においては,文系・理系にかかわらず、複数の理科の科目を履修します。特に理系コースでは,物理・化学・生物の3つの分野に渡る基礎を学び、且つ、進路に応じて複数の応用分野を履修することができます。これは、特定の分野に偏ることなく、自然の事物・現像を多面的に捉え、幅広い知識と理解を兼ね備えた理系の人材を育成することを目標とした本校の伝統でもあります。
また、理数科では、日本大学との連携により、大学レベルの研究・施設を身近に体験することができ、より高度な理科教育を受けることができます。
保健体育
特徴は1年次にダンスの授業が1単位あることです。基本ステップから始まり、模倣や創作を行い、年度末には各クラステーマに沿った作品を発表します。他には、陸上競技・ソフトボール・サッカー・卓球を行います。2・3年次はバレーボール、バスケットボール、バドミントンなどを行います。基本的な技術のみならず、運動を実践することの楽しさや喜びを体得し、正しい知識や安全な取り組み方についても学習し、試合等を通じて協力の精神、ルールを遵守する心を養います。
保健の授業では、健康についての考え方から始まり、喫煙、思春期の体、環境汚染についてなど、幅広い内容を1・2年次において学習します。また、専門分野の講師を迎え実施される、感染症やAED講習会等の学校行事においては、事前学習として保健の授業で課題を課すなど、より一層の効果が得られるよう関連付けています。そして、自分自身が生涯にわたり健康で過ごすという心だけでなく、社会の出来事や問題へ目を向ける姿勢を養っていけるように取り組んでいます。
総合学習
情操教育の一環として、1年次に茶道と華道を
取り入れています。茶道では、茶を点てて、もてなすことで心を育て、社会に役立つ礼儀・作法も身につけます。華道では、花を活けることで季節感を養い、物の見方、自己表現の仕方を学びます。
2年次には沖縄への修学旅行を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さを考える「平和学習」を行います。相手のことを考えて行動できる社会性や感受性を育んでいます。
3年次は将来の進路決定や自己実現をめざすため,生徒が自主的に行動し目標を達成するよう指導しています。学年でのガイダンスやホームルームを通して生徒一人ひとりが自分を見つめ直し、模索しながらも将来の目標を定められるように取り組んでいます。
家庭科
調理や裁縫も、実習を通して徐々に高度な技術を習得します。これは、中学校で学んだ基本的な技術習得の上に、より高度な知識や技術を習得することはもちろんのことです。「誰かのために、どういうふうに役立てたいのか」という心の部分を一層伸長し、現代社会を生きる愛情豊かな女性となってもらいたいという思いが本校の家庭科教育の底流にあるのです。
芸術(音楽・美術)
芸術は、音楽、美術のどちらかを選択します。
音楽では、中学での学習を基礎として、目に見えず、手でも触れられない心の内側を、しっかりと捉える感覚や感性、表現力を養ってもらいたいと願っています。
美術では、油絵を中心に静物や風景を描くことを基本としています。また、抽象画は見るだけでなく、実際に描いてみてわかることも多く、自由に表現力を磨いています。
芸術作品を理解し、自ら創造する時間の中で、命や魂のつぶやきに耳を傾け、内なる感情を放出してもらいたいと思っています。
情報
コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、情報を適切に活用して収集・処理・表現するための知識を習得させるとともに、情報社会に積極的に参画する態度を育てることを目標としています。情報モラル、知的財産、個人情報の保護などについては、法律の意義や内容についても学んでいきます。電子メールを利用したレポート提出や研究発表(プレゼンテーション)なども行っています。
放課後のPC・LL教室では、生徒会活動・修学旅行の事前学習・進路関係についての検索などさまざまなことで活用しています。















