進路情報

進路指導

自分の夢に向かって
輝き始めた「豊山女子」たち。

有山 綾音さん

2022年度卒業
<進学先>
国際基督教大学
教養学部
アーツ・サイエンス学科

自ら考えて、行動する。
その姿勢が身につけば、きっと大丈夫。

大学生になって1年。中学・高校と比べると、講義も、それ以外の時間も、自分の意思で決められるものがどんどん増えました。無数の選択肢を前に、戸惑うこともあったように思います。でも、豊山女子での日々を思い返すと、悩んだときや迷ったとき、先生方は手を引くのではなく、耳を傾け、伴走してくださっていたように思います。自らの意思で選択し、行動する。その姿勢が自然と身につく学校生活が、今の充実した日々につながっているのではないでしょうか。新しい留学制度や教育プログラムもどんどん充実していると聞きます。何を選ぶか、どんな学校生活を過ごすか。ぜひ豊山女子で、自ら考える姿勢を身につけていってほしいです。

長尾 萌奈さん

2021年度卒業
<進学先>
文京学院大学
保健医療技術学部
理学療法学科

始まった学校改革に私も対応。
きっとこれが将来役立つ順応力。

学校改革が始まったのは、私が中学2年生のとき。豊山女子が大きく変わっていく雰囲気の中、私を含め周りの仲間もこの瞬間をチャンスと捉えて行動していたと思います。特に改革の一環で導入されたタブレットは、授業以外での活用もどんどん広がったツールでした。部活動では練習風景を撮影し、フォームを見直す生徒もいましたし、ラーニングコモンズでの調べ学習に活用する生徒もいました。「いつも通りの学校生活」がどんどん変わっていくなかで、私を含め、変化に対する順応力が身についたように感じます。成長は、変化を恐れないことから始まる。豊山女子で過ごした日々は、これから先の社会でもきっと役に立つと信じています。

喜多 ゆかりさん

〈日本大学芸術学部卒〉
朝日放送テレビ株式会社
アナウンサー

型にしばられず、私の“今”を尊重し、未来へ導いてくれました。

“人を楽しませることが大好き”そんな私の性格をよく理解してくれる先生方のおかげで、今のアナウンサーという職業に就くことができたと思います。私はもともと理系で、有機化学分野での進学を考えていました。しかし、生徒会長として全校生徒をまとめたり、人前で発表する機会が増える中で「話すこと」の楽しさを実感し、「自分には進みたい別の道があるのではないか」と本心と向き合うようになりました。
そして、忘れもしない最終進路決定の面談。「人前で話す職業に就きたい」と、思い切って先生に打ち明けたのです。すると先生方は快く受け入れ、日本大学芸術学部への進学を支えてくださいました。豊山女子は、生徒一人ひとりを理解し、意志を尊重してくれる先生がたくさんいらっしゃる学校です。

須田 彩希帆さん

〈青山学院大学理工学部卒〉
大日本印刷株式会社
技術系総合職

豊山女子は「私のベース」
そして「いつもでも戻ってきたい場所」

在学中は体操部(ダンス)に所属し、大会前には朝、昼も練習があり大変でしたが、勉強との両立を目指すことで集中力を養い、時間の使い方を学びました。この環境で頑張れたことが私のベースになっています。学習は「疑問は授業中に解決する」という気持ちで取り組みました。先生方がいつでも温かく質問に応えてくださり、勉強することがとても楽しくなりました。また、芸術鑑賞で行ったミュージカル、茶道・華道の授業、テーブルマナー教室は社会人となった今、その有難さを実感しています。卒業後は青山学院大学理工学部で電気電子分野を学び、現在、勤務している会社では技術系総合職として半導体事業に携わっています。半導体を通して世界に貢献できる「新しい何か」を生み出せるよう頑張っています。

須田 有希実さん

〈日本大学法学部卒〉
ANAエアポートサービス
株式会社
空港グランドスタッフ

“今の私”をつくってくれた、豊山女子。

マナーや立ち居振る舞い、人に対する気遣い…豊山女子での学びは、日々空港でグランドスタッフとして働く上で生きてきます。例えば茶道の授業やマナー講習では、美しい所作を学び、身につけることができます。また芸術鑑賞教室では、歌舞伎や劇団四季の鑑賞から感性を磨く機会がたくさんあります。中学時代からこの様な経験ができるのは、豊山女子ならではです。机上の勉強だけでは得ることのできない、内面から成長できる環境が備わっています。更に大学時代は、国際法務という観点から国によって異なる文化や習慣があることを学び、現在では世界各地から訪れたお客様への尊重につながっています。
人と接する際、相手を思いやる上で欠かせないものを、学生時代の10年間で得た経験や知識から学ぶことができました。