進路情報

進路指導

自分の夢に向かって
輝き始めた「豊山女子」たち。

中村 優衣さん

2019年度卒業
<進学先>
日本大学歯学部歯学科

変わろうとする学校のなかで芽生えたのは、挑戦の意思。

覚えているのは、校長先生の着任挨拶。「これから一緒に、この学校をみんなで好きになりましょう」という言葉です。その言葉通り、先生方が“学校を好きになるための改革”を次々進めていく中で、私もこの学校で、新しいことに挑戦しよう、と思うように。まず始めたのが、English Roomに通って、ALTと英語で会話することです。そこで気付いたのは、読み書きの力だけでは、想いは伝わらないということ。話の組み立てや言葉選びで印象が変わるのは、日本語でも同じこと。それからは英語でプレゼンテーションを行う際も、想いが伝わる適切な言葉を探す習慣が身につきました。変わろうとする学校の空気のなかで、成長のきっかけを掴んだ高校時代は、私のターニングポイントだったと思います。

長尾 萌奈さん

2021年度卒業
<進学先>
文京学院大学
保健医療技術学部
理学療法学科

始まった学校改革に私も対応。
きっとこれが将来役立つ順応力。

学校改革が始まったのは、私が中学2年生のとき。豊山女子が大きく変わっていく雰囲気の中、私を含め周りの仲間もこの瞬間をチャンスと捉えて行動していたと思います。特に改革の一環で導入されたタブレットは、授業以外での活用もどんどん広がったツールでした。部活動では練習風景を撮影し、フォームを見直す生徒もいましたし、ラーニングコモンズでの調べ学習に活用する生徒もいました。「いつも通りの学校生活」がどんどん変わっていくなかで、私を含め、変化に対する順応力が身についたように感じます。成長は、変化を恐れないことから始まる。豊山女子で過ごした日々は、これから先の社会でもきっと役に立つと信じています。

喜多 ゆかりさん

〈日本大学芸術学部卒〉
朝日放送テレビ株式会社
アナウンサー

型にしばられず、私の“今”を尊重し、未来へ導いてくれました。

“人を楽しませることが大好き”そんな私の性格をよく理解してくれる先生方のおかげで、今のアナウンサーという職業に就くことができたと思います。私はもともと理系で、有機化学分野での進学を考えていました。しかし、生徒会長として全校生徒をまとめたり、人前で発表する機会が増える中で「話すこと」の楽しさを実感し、「自分には進みたい別の道があるのではないか」と本心と向き合うようになりました。
そして、忘れもしない最終進路決定の面談。「人前で話す職業に就きたい」と、思い切って先生に打ち明けたのです。すると先生方は快く受け入れ、日本大学芸術学部への進学を支えてくださいました。豊山女子は、生徒一人ひとりを理解し、意志を尊重してくれる先生がたくさんいらっしゃる学校です。

本橋 恵美さん

〈マレーシア校卒〉
モナッシュ大学経営学部 卒業
海外進学

「自分を変えるきっかけ」に出会い、
未来へ踏み出す勇気が芽生えました。

豊山女子では校外学習や留学の機会が多く、その体験を通して自分のやりたいことを見つけられます。私は特に、カナダ研修やケンブリッジ大学を訪問し、現地の学生と交流したことが、海外大学進学を決意する大きなきっかけになりました。研修中、現地の学生たちがディベートする姿を見て、単に英語を学ぶだけでなく、意見を対等にぶつけ合えるような、本質的な英語力を身につけたいと感じました。自分の意見を持つとともに、発信力を兼ね備えたいとも思っています。どれも今の私を形作る上で大切な気づきといえます。
今は海外生活を経て、「女性起業家」という新たなビジョンに向かっています。これまでの経験を生かし、ITと組み合わせた最先端の英語教育を開発し、日本と海外の企業を結びつける存在になりたいです。

須田 有希実さん

〈日本大学法学部卒〉
ANAエアポートサービス
株式会社
空港グランドスタッフ

“今の私”をつくってくれた、豊山女子。

マナーや立ち居振る舞い、人に対する気遣い…豊山女子での学びは、日々空港でグランドスタッフとして働く上で生きてきます。例えば茶道の授業やマナー講習では、美しい所作を学び、身につけることができます。また芸術鑑賞教室では、歌舞伎や劇団四季の鑑賞から感性を磨く機会がたくさんあります。中学時代からこの様な経験ができるのは、豊山女子ならではです。机上の勉強だけでは得ることのできない、内面から成長できる環境が備わっています。更に大学時代は、国際法務という観点から国によって異なる文化や習慣があることを学び、現在では世界各地から訪れたお客様への尊重につながっています。
人と接する際、相手を思いやる上で欠かせないものを、学生時代の10年間で得た経験や知識から学ぶことができました。